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万松院で大護摩祈祷会 開催

1月28日(日)、対馬市厳原町の万松院で大護摩祈祷会が執り行われました。

毎年恒例の大護摩祈祷会では、はじめに節分や護摩祈祷の起源について説明がありました。
祈願後には、正月飾りなど持ち寄った物のお焚き上げがありました。
さらに、今年は4年ぶりに豆まきが復活し、地域の人々が季節の行事を楽しんでいました。

護摩祈祷は、旧正月にちなんだ節分の日に開催され、一年間の厄除けや安全を願う行事です。護摩とはサンスクリット語のホーマから来ており、「供物を捧げる」という意味があります。

使用されるお経は、大般若経の578巻目、理趣分(りしゅぶん)と呼ばれるお経で、悪い運気や内面の煩悩を払い、長寿を全うできる功徳があるとされています。このお経をめくりながら重要な箇所を繰り返し唱える転読という方法で祈願が行われました。

万松院は、安土桃山時代からの山門や藩主の墓所など、歴史的価値の高い遺産を多く残し、地元住民だけでなく観光客からも親しまれている天台宗の寺院です。

かつて対馬藩を治めた宗家の菩提寺であり、彼らの祈願所でもありました。護摩堂が設けられていた時代から、対馬の平安を祈り続けてきたと言われています。